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慢性ヒ素中毒症のお話

 きのうの日曜日の午後、
「みやざきてげうま国際夜市」の
歩行者天国イベントで賑わう
高千穂通り沿いに、
デーンとそびえます、
宮崎新聞本社の11階「宮日ホール」に
まいりました。

出盛允啓(いでもりまさひろ)先生
(青木皮膚科医師)のご講演

慢性ヒ素中毒症

ー 宮崎土呂久からアジアへ ー


 を、拝聴しヒ素中毒等について
お勉強させていただきました。

 かつて、
宮崎の県北、土呂久(とろく)で
大問題となりました、
「ヒ素公害事件」に関する
お話や書籍のご紹介や、
当時ご活躍された専門家の
諸先生方のご苦労話などなどー
 本当に当時の大変さが伝わってきて、
胸がしめつけられました。

 宮崎の土呂久での事件は、
長く続いた国との裁判の末に、
和解という形で決着して終了した
というお話でした。

 当時の土呂久地区での
ヒ素鉱害事件について
もっと詳しく知りたい方は、
↓ クリックして読んでください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%91%82%E4%B9%85%E7%A0%92%E7%B4%A0%E5%85%AC%E5%AE%B3

 しかし、
今も、世界中で、
特にアジア(モンゴル・バングラデシュ・
インドなど)で、ヒ素中毒の問題が
深刻になってきているそうです

 アジアで多く起きているヒ素中毒の原因は、
鉱山開発による公害ではなく、
ヒマラヤ山系の地下水に
ヒ素が多く含まれていることが
原因なのだそうです。
(天然のヒ素の多くは、
イオウと銅との混合岩の形で
存在するのだそうです。
だから山に眠っているのですね)

 そのヒ素を含有する地下水を
飲料水として使って生活している人々に、
かつての土呂久地区のヒ素中毒患者さんたちと
同様の諸症状が出ている、
というお話でした。

(ヒ素は無色無味無臭なので、
水に混じっていても、
全くわからないのだそうです)


 出盛先生方は、
内モンゴルのゴビ砂漠近くの
ヒ素中毒患者さんが多いある村に
実際に診療活動として行かれたそうです。
 多くのカラースライド写真と共に
分かりやすい解説を興味深く
拝聴させていただきました。

 また、

「アジアヒ素ネットワーク」 の

素晴らしい活動のお話も伺い、
感銘を受けました。
 宮崎の土呂久での苦い経験を、
今後は世界、アジアで活かして、
現在ヒ素中毒で困っている人々を
助けていく活動だそうです。


↓「アジアヒ素ネットワーク」様の
 ホームページです。クリックすると
 ひらきますよ~
http://www.asia-arsenic.jp/top/

 慢性ヒ素中毒の代表的な症状は、
「末梢神経障害」
「皮膚角化症」
「皮膚の色素沈着変化」
「ボーエン病(表皮内がん)」
 (※ 一見シミの様な皮膚の変色から始まる)
「気管支炎」などで、
適切な治療をせずに
「ボーエン病」が進行しますと、
「皮膚がん」となり、
そのがん細胞が全身へ移行すれば
「肺がん」「肝がん」「尿路上皮がん」
などになるのだそうです。
 怖いですね。

 ですから、
「皮膚がん」は、あなどれません
「皮膚がん」の原因はヒ素だけではなく、
他にもいろいろありますが、

中でも特に気をつけるべきは、
太陽から降り注がれる「有害な紫外線」
だそうです。

 紫外線を避けるためにも、
日常から、帽子をかぶったり、
UVクリームを付けたりして、
女性だけではなく、
男性も日焼けをしないように
気をつける必要があるそうです!


 天然にある食材の中で、
無機ヒ素を多く含む食品は、
「ヒジキ」だそうです。
 毎日沢山食べないように
した方が良いとのお話でした。


↓「東京都福祉保健局 健康安全部
  健康安全課 食品医薬品情報係」様の
  ヒジキとヒ素に関するページです。
  乾燥ヒジキは30分以上水につけて、
  茹でて食べるとヒ素の含有量が減る
  とのことです。詳しい内容は、
↓ 下をクリックしてごらんくださいませ~

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/hijiki.html

 最期に、
これからの世界では、
「農業問題」が深刻化していくだろう、
とのお話を伺いました。

 最近、世界の人口が70億人に達したとの
報道がありました。
 人間が増えれば、食料が必要です。
そのためには水が必要です。
 しかし、近年、地球温暖化によって、
雨が降らず、川は干上がり、
土地が乾燥化してきている地域も
多いそうです。
 地球上の表層水が少なくなって
使えなくなれば、
井戸を掘って地下水(井戸水)に
頼るしかなくなります。
 その地下水にヒ素が含まれている場合、
そこに暮らす人も家畜も飲むわけですが、
農作物を栽培するためにも
使われることになる!
 そうやって育てられた農作物が
我が国にも輸入され、
私たちの食卓にのぼってくるー


 という連鎖で、
これからの世界の「水不足」と

「農業問題」は深刻だ!


 というお話でした。

これらアジアを中心とした
ヒ素汚染の問題を解決する方法は、

「地下水に含まれている
ヒ素を除去する技術」
 と、

「水から除去したヒ素を
無毒化する技術」


 を開発すること

 だそうです。


 まだ現地で安価に使える技術が、
今のところないのだそうです。

 現在の日本では、
福島原発事故によります放射能漏れ、
放射性物質の問題が大問題となっておりますが、
出盛先生の弁によりますと、
「放射性物質は半減期があるので、
時間が経てばそれだけ減っていくが、
ヒ素は時間をかけても減ることはない」

 だから、

地下水からヒ素を取り除くことが
出来た場合でも、
そのヒ素をそのまま捨ててしまえば
また地域を汚染してしまうので、
「除去したヒ素を無毒化、
減毒化する技術」 も
同時に開発する必要があるのだ、
とのお話でした。

 これらの
「対抗ヒ素技術の研究開発」が、
一日も早く成功されることを
心から祈りたいと思います。

 かつて、
大変悲惨なヒ素鉱害「土呂久」事件を
経験し、まだまだ当時の記憶も消え去らない
宮崎県に生まれて暮らしている私自身、
これからも世界、アジアでの
「ヒ素中毒問題」に関心を持って、
世界のニュースに目を向けて
いきたいと思いました。 
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