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放射線の影響(第18回)

■市民講座

「原発に依存しない
社会の形成シリーズ」

参加報告 第18回
 

テーマ:「放射線の人体への影響を考える」
講 師:浅沼 武敏先生(宮崎大学農学部獣医学科教授)
講演日時:2011年9月3日(土曜)午後6時半~
会 場:宮崎市中央公民館 3階 大研修室
主 催:日本科学者会議宮崎支部
    宮崎県民主医療機関連合会


 2011年 7月 27日開催
衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響について」

東京大学アイソトープ総合センター長 兼
東京大学先端科学技術研究センター教授

児玉 龍彦先生の重大かつ貴重なるご発言 を
謹んで文章にして、皆様にご紹介いたします。
(第8回目)


次に、
『ヨウ素131』。

 ご存知のように、
『甲状腺』に集まりますが、
『成長期の集積』が最も特徴的であり、
『小児』に起こります。


 しかしながら、
1991年に、
最初、ウクライナの学者が、
『甲状腺ガンが多発している』という時に、

 日本やアメリカの学者は、
『ネイチャー』(科学雑誌)に、
『これは因果関係が分からない』
ということを、投稿しております。

 なぜかというと、
『1986年以前のデーターがないから、
統計学的に有意だ』ということが言えない、
ということです。

 しかし、
『統計学的に有意だ!』ということが
分かったのは、
20年後です。


 20年後に、
何が分かったかというと、

 86年から起こったピークが消えたために、
過去のデーターがなくても、
『因果関係がある!』ということが、
エビデンス(有意性)になった。

 ですから、
『疫学的な証明』というのは、
非常に難しくて、
全部の症例が終わるまで、
だいたい、証明できないです。


 ですから、今、
われわれに求められている、
『子供を守る』という観点からは、
全く違った方法が求められます。


 そこで、今、
おこなわれているのは、
国立の『バイオ・アッセー研究センター』という、
化学物質の効果を見る、
福島昭治先生という方が、

チェルノブイリの『尿路系に集まるもの』を
検討されていまして、

 福島先生たちが、
ウクライナの医師と相談して、
500例以上ある症例を集めています」
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